DocuSign eSignatureに関する重要な変更点のお知らせ(2023年9月)

Dellのパソコンでドキュサインの電子署名を使う女性

ドキュサインでは製品・サービスに日々アップデートを追加しており、変更内容をリリースノートで公開しています。

リリースノートには機能追加、バグ修正、変更点など、さまざまな情報が含まれるため、管理者の皆さまには毎月ご確認いただくことを推奨しています。今回は、その中でも普段の運用に関わる2つの大きな変更点についてご案内します。

なお、リリースノートは DocuSign eSignature 管理画面の [概要] → [通知] からもご確認いただけます。

DocuSign eSignature管理画面からリリースノートを確認する方法

URL の変更

1点目は、サービスの URL の変更です。

多くのお客様が検証用の「デモサンドボックス」と「本番環境」の両方を利用されていますが、2023年9月より順次、これらのサービスの URL が変更されます。

従来のURL

新しいURL

従来の URL にアクセスした場合は新しい URL へ自動的にリダイレクトされるので、継続して使用していただいても問題ありません。一方、旧 URL を使用して自動化処理や監視をされているケースでは影響がでる可能性が考えられますので、ご対応をお願いいたします。

URL の変更は順次適用され、すべての環境に反映されるのはデモサンドボックスは9月中、本番環境は9月から11月の間を予定しています

既存アカウントの複製機能のリリース

2点目は、既存アカウントの複製機能のリリースです。

ドキュサインではお客様にアカウント(テナント)を払い出しご利用いただいています。多くのお客様はアカウントを複数保持しており、グループ会社、部門、地域など、管理形態が異なる単位でアカウントを分けて利用されています。

アカウントが複数になったときに便利な管理機能として、複数のアカウントを集中管理できる「組織管理」があります。この度、組織管理の機能として、既存アカウントの複製機能がリリースされました。従来はアカウントを追加する際は弊社までご連絡いただく必要がありましたが、今回のリリースにより、お客様ご自身で必要なときに必要なアカウントを複製できるようになりました。これにより、アカウントの準備に要する時間を大幅に削減することが可能になります。

まず、組織の管理画面から [アカウント] を選択し、右上にある [アカウントの複製] をクリックします。

DocuSign eSignatureアカウントの複製機能 1

続いて、複製したいアカウントを選択し、新しく作成するアカウント名、国/地域を選択します。

DocuSign eSignatureアカウントの複製機能 2

複製されたアカウントには、複製元のプランと設定が反映されます。

なお、複製先の国/地域は特別な理由がない限り、同一の国/地域を選択されることを推奨しています。現在利用している国/地域がご不明な場合は、弊社担当営業者までお問い合わせください。

本機能は Enterprise Pro もしくは組織管理のオプションで利用可能です(詳細はこちら)。また、開発者向けには Cloning API もご用意しています。詳しくは開発者向けのページをご覧ください。

ドキュサインは、今後もさまざまな機能拡張を予定しています。どうぞご期待ください。

筆者
佐川 真二
プリンシパル・ソリューション・コンサルタント
公開
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