Salesforce World Tour Tokyoレポート

昨年に引き続きドキュサインはSalesforce World Tour Tokyoに出展いたしました。

今年は昨年の冬の開催より時期が早く、非常にいい気候、いい天気の中、東京タワーの麓、東京プリンスタワーでの開催でした。今年も大盛況のせいか、会場は狭く感じます。

今回ドキュサインでは、スタッフはショッキングピンクのポロシャツ姿で、DocuSignとSalesforceの連携ソリューション、DocuSign for Salesforceのソリューションの展示、デモを行わさせていただきました。ブースには時間を追うごとに訪問されるお客様が増え、展示スタッフもひっきりなしに説明となりました。昨年もきていただいたお客様も何人もいました。

Salesforce World Tour Tokyo ドキュサインのブース

訪問されるお客様は、当然Salesforceと連携した場合にどのように電子署名を使えるのかということの関心が高く、実際にデモをご覧に入れることで、スッキリ腹落ちしていただけたようでした。このSalesforceとのデータレベルでの連携や、簡単に電子署名送信が自動化できること、また対面署名などの多彩な署名方法の利用など、DocuSignならではのバリューも感じていただけたかと思います。今回新しく、リッチな帳票作成ツールであるDocuSign Gen for Salesforceについてもご紹介させていただきました。Salesforceとデータ連携しつつWordで柔軟に綺麗な帳票が作れるということでお客様の関心も高かったと思います。

そもそもの電子署名とはということに興味をもたれるお客様もいらっしゃいます。電子署名自体は、DocuSignが第三者的に合意の内容や行為を、いつどこから誰が行ったかの証跡を改ざんされないように安全に保管し、証拠とするというご説明で、ご納得いただき、電子署名、電子契約自体の日本における適法性についてもご納得されていました。しかしながら、電子署名の有効性をご理解いただいても、まだ社内や取引先においての電子署名利用の同意が得られないというケースもあるというフィードバックをいただきました。それでも、まず電子化が可能な一部のユースケースから導入を進めていく必要があるという思いは、お客様に浸透していると実感し、ようやくこの日本においてもグローバルな合意契約の方式を取り入れる土壌が出来上がってきていると思いました。

Salesforceの中の人もお客様をお連れでたくさんの方に訪れていただき、自社で利用していることもあって、改めてご自身でDocuSign、電子署名の有効性を再認識した上で、お客様にもそのメリットをSalesforceさん自身の口からお客様にお伝えいただいてました。

さてあっという間の二日間の東京でのSalesforceイベントですが、次は本家サンフランシスコで現地時間11/19-22で開催されるSalesforce Dreamforceです。Salesforce連携はDocuSignの目玉機能、注力分野であり、このDreamforceでもDocuSignから様々なアナウンスがあることを期待します。

筆者
吉井 飛鳥
シニア・デジタル・マーケティング・マネージャー
公開
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