API ExploreでDocuSign eSignature APIを試す方法

API ExploreはWebから簡単にDocuSign eSignature APIをテストするためのツールです。APIのテストにはPostmanというツールもありますが、クライアント環境の準備なしに簡単に試すことができます。
以下のURLからAPI Exploreにアクセスします。
https://apiexplorer.docusign.com/
まずSandbox環境での認証が求められます。開発者向けサンドボックスの作成はこちらをご覧ください。

AUTHENTICATE USING DEVELOPER ACCOUNTをクリックします。ここでは、OAuthのトークンを取得するか、すでに取得済みのトークンを貼り付けます。

GET OAUTH2 TOKENをクリックするとドキュサインの認証画面が表示されます。

ここで認証後に各APIをテスト可能です。認証トークン期限切れや再認証する場合はUnauthenticateをクリックして、再度認証してください。

左のペインからテストしたいAPIを選択します。

次にエンベロープを作成して送信する例をご紹介します。
左メニューからCreate Envelopeを選択します。

Sandbox環境のアカウントIDを確認してaccountIdに入力します。

envelopDefinitionの矢印をクリックして、documentsの矢印をクリックし “+document” をクリックします。documentBase64の [ファイルを選択] をクリックしてエンベロープに含めるドキュメントをアップロードします。

emailSubjectにメールのタイトルを入力します。さらにEnvelopeRecipientsの矢印、signersの矢印、”+signer”の順にクリックし、受信者の情報を入力します。clientUserIdはここでは何も入力しません。ここに値があると埋め込み署名になるため、メールが送信されません。emailにメールアドレス、nameに名前、recipientIdはここでは1、roleNameはここではSigner 1とし、routingOrderを1とします。

署名フィールド(タブ)を設定します。EnvelopeRecipientTabsの矢印、signHerTabsの矢印、”+signHere”の順にクリックします。ここで先ほどのdocumentIdを入力し、pageNumberに署名するドキュメントのページ番号、tabLabelに署名フィールドの名前、xPosition,yPositionに署名フィールドを配置するX座標、Y座標を指定します。

statusにsentを入力して、”SEND REQUEST”をクリックします。

以下リクエスト内容が表示されます。

成功するとResponseにSUCCESSと表示されます。

実際に受信者がメールを受信していることを確認し、エンベロープを開くと、指定したドキュメントのページの座標に署名フィールドが配置されていることが確認できます。

以上、ご紹介したようにAPI Exploreにより、特別なソフトや準備なしに、簡単にDocuSign eSignatureのAPIを試すことができ、またその仕組みや動きがご理解いただけたかと思います。本格的な開発に向けたはじめの一歩としてご活用ください。