エンタープライズ環境におけるDocuSign eSignature展開作業の流れ

パソコンを使っておフォスで仕事する中国人男性

前回のブログでエンタープライズ環境における DocuSign eSignature の管理に関する考え方やコツについてお話ししました。今回のブログでは、実際にエンタープライズ環境で DocuSign eSignature を展開する流れを簡単にまとめていますので、利用までのイメージを深めていただければと思います。

大まかな流れとしては、最初に契約アカウントのアクティベーション、組織シングルサインオンの設定、ユーザー作成、最後に必要に応じて、組織にアカウントを追加、となります。以下、各作業の概要と参考リンクになります。

アカウントのアクティベーション

最初に、ドキュサインをご契約いただくと指定された管理者にアクティベーションメールが送信されます。管理者の方は、アクティベーションメールからアカウントをアクティベートして使用を開始してください。

組織の設定

アカウントがアクティベートされたら、次に組織の設定を行います。アカウントをアクティベーションした初期状態では組織は構成されていませんので、そのアカウントの管理者が組織を構成する必要があります。管理者は最初の組織管理者にもなりますので、組織にアカウントを紐付けます。

組織が構成されたら、シングルサインオンの設定をします。シングルサインオンを構成するにはまず利用されているメールドメインの予約が必要になります。ドメインの予約作業には自社で管理するドメインネームサーバー(DNS)にドキュサインが発行するテキストトークンを埋め込む必要があるので、ネットワーク管理者の協力が必要になります。

ドメインの予約が完了したらIDプロバイダーを構成します。こちらはIDプロバイダー側の手順を参考にしながら構成してください。

ユーザーの作成

ユーザー作成の方針を決定し、それに従ってユーザーを作成します。ユーザーに対する権限プロファイルの設定や必要に応じてグループを作成します。作成するユーザーに権限プロファイルやグループを割り当てます。

以上、エンタープライズ環境における DocuSign eSignautre の展開の流れをご紹介しました。こちらが企業組織内における何千、何万ものユーザーが利用する環境を形成するはじめの一歩になります。そのための基盤の整備をしっかり計画し、実行していただければと思います。  

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