ドキュサインとマイクロソフト、場所に縛られない働き方を加速させるためリレーション強化

グローバルな戦略的パートナーシップの拡大により、マイクロソフトのビジネスソリューションにおいて、新たなDocuSign Agreement Cloudの統合や機能を提供

本リリースは、2022年6月7日に米国で発表したリリースの抄訳をベースにしています。

ドキュサインは、本日、「The Anywhere Economy(どこでも経済)」において、コラボレーションや合意形成の方法を加速させるために、マイクロソフトとのグローバルな戦略的パートナーシップを拡大したことを発表しました。

グローバル企業から中小企業にいたるまでのすべての企業が、競争力と関連性を維持するために、完全なデジタル化により変革を推進する必要があることは、ますます明白となっています。この変革を支援するため、ドキュサインとマイクロソフトは、両社の顧客がクラウド上で契約書を準備、署名捺印、管理することを仮想させる新しい統合や機能を提供します。

ドキュサインの CEO である Dan Springer は、次のように述べています。

「マイクロソフトは、仕事をする場所を問わず、契約プロセスを合理化するという当社のビジョンに不可欠な存在です。世界の多くの人々がマイクロソフトのアプリケーションやクラウドサービスを利用して仕事を進めている中で、マイクロソフトとの関係を深め、The Anywhere Economy(どこでも経済)を共同で実現できることを嬉しく思っています。」

マイクロソフトの EVP & Chief Commercial Officer である Judson Althoff は、次のように述べています。

「ドキュサインとの連携により、契約プロセスを仕事の流れの中に直接取り込めるよう支援する機能が強化されます。私たちは共に、契約における共同作業の複雑さを軽減し、効率性と生産性を高め、あらゆる場所で仕事ができるようにします。」

この戦略的パートナーシップは、両社の共同の顧客が「どこでも」コラボレーションを実現できるよう支援し、ドキュサインの顧客およびパートナーとしてのマイクロソフトとの関係を構築するものです。また、Microsoft 365、Dynamics 365、Microsoft Power Platform の各アプリケーション間との既存の統合を強化し、契約プロセスの更なる自動化を推進します。

両社によるイノベーションの詳細

  • DocuSign eSignature for Microsoft Teams:現在、本統合により、Teams 上で直接、署名が必要な契約書に関する通知をリアルタイムで受け取ることが可能になり、より効率的でつながりのある体験を実現します。今後、マイクロソフトとドキュサインは、Teams 会議でのライブ署名など、エンドユーザーの新たなシナリオを追加するため、本統合を強化させていく予定です。
  • DocuSign eSignature for Microsoft 365:これまで本ソリューションでは、SharePointOutlookWord から直接、文書を安全に送信、署名、追跡することができました。2022年の後半には、ユーザーインターフェースの改良や内蔵ダッシュボード、SharePoint と eSignature のエンベロープ(封筒)間のデータの自動同期を提供する予定です。
  • DocuSign CLM for Microsoft Word:本プラグインにより、Word 内から法的条項ライブラリや AI を活用したリスクスコアカードにアクセスできます。今年後半には、Word とDocuSign CLM のコメントの相互運用が追加され、2つのシステム間の交渉プロセスを整合させる予定です。
  • DocuSign eSignature for Power Platform:現在、本ソリューションにより、Microsoft Power Platform にて、事前構築されたテンプレートを含む、自動署名ワークフローを構築することができます。
  • DocuSign eSignature for Microsoft Dynamics 365:本統合により、営業チームがより迅速に取引を成立できるようになり、営業リーダーは署名プロセスのステータスをより明確に把握することができます。また、営業担当者の生産性をさらに向上させるためのユーザーインターフェースの拡張も開発中です。

本協定により、DocuSign Agreement Cloud は、Microsoft AppSource の優先ソリューションとして、品質、パフォーマンス、相互の顧客のニーズを満たす取り組みへのコミットメントを表明します。

また、本協定の一環として、マイクロソフトとドキュサインは、それぞれの組織内で互いの製品の利用を拡大させます。マイクロソフトは、DocuSign eSignature や DocuSign CLM を含むドキュサインの製品・サービスを採用し、電子署名や契約管理のワークフローの一部を効率化する予定です。ドキュサインは、給与処理や支払管理、Employee Experience(従業員体験)などの幅広い業務プロセスを自動化するために Microsoft Power Platform の導入を計画しており、さらに Microsoft Azure の利用をカナダとオーストラリアだけでなく、他の地域にも拡大する予定です。

本プレスリリースやその他のプレスリリース、または公式声明で言及されている未発表のサービスや機能は、現時点では提供されておらず、予定通りまたは提供されない可能性があります。DocuSign のソリューションを購入されるお客様は、現在利用可能な機能に基づき購入を決定いただく必要があります。

DocuSign / ドキュサイン・ジャパン株式会社について

米国に本社を持つDocuSign(ドキュサイン)は、企業の合意・契約の準備から署名捺印、実行、管理までを繋ぎ、自動化することをサポートしています。合意・契約の一連のフローを管理する製品群「DocuSign Agreement Cloud」の一部として、あらゆるデバイスから場所や時間を問わずに署名可能であり、世界で最も使用されている電子署名「DocuSign eSignature」を提供しています。180カ国以上の100万社以上のお客様、10億人以上のユーザーが DocuSign Agreement Cloud を活用し、ビジネスのプロセスを加速し、生活の簡素化を進めています。ドキュサイン・ジャパン株式会社は、米国のDocuSign Inc.の日本法人です。
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Docusign
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