DocuSign eSignature for Salesforce Essentialsの使い方
DocuSignアプリケーションランチャーのパッケージには「DocuSign Gen for Salesforce」および「DocuSign Negotiate for Salesforce」が含まれています。このパッケージにはもう一つ、「DocuSign eSignature for Salesforce Essentials」というDocuSign eSignatureと簡単に連携できるアプリが含まれています。
これはDocuSign eSignature for Salesforceの簡易版となり、文書生成、外部レビューと内部承認、電子署名と、シンプルな構成と設定でSalesforce上から一気通貫で行うことができます。
- DocuSign Gen for Salesforce:契約文書をSalesforceデータから自動生成
- DocuSign Negotiate for Salesforce:契約文書の外部レビュー/内部承認の一元管理
- DocuSign eSignature for Salesforce Essentials:Sales force上からそのまま電子署名を依頼
DocuSign eSignature for Salesforce Essentialsの使い方
以前ご紹介したDocuSign Negotiate for Salesforceでは、Salesforce上で簡単に契約文書の外部レビューおよび内部承認を行うことができます。今回は、その後、DocuSign eSignature for Salesforce Essentialsを使って電子署名を依頼するステップについて説明します。
まず、DocuSignファイルにある内部承認が終わった文書で「署名者の送信」を選択します。そこから電子署名を行う操作がウィザード形式で行えます。
送信する文書を選択します。
署名者の宛先を設定します。取引先責任者は自動で追加されますが、Salesforce内から検索して追加することも可能です。
エンベロープの件名とメッセージを入力します。詳細設定ではリマインダーなどの設定ができます。
次に文書へのフィールド配置画面に移行します。Docusign Gen for Salesforceで文書を生成する際、ドキュサインフィールドのアンカータグを埋め込んでおけば、自動で署名フィールドなどが配置されていることが確認できます。
送信ボタンを押すと、DocuSignステータスに反映されます。
指定した宛先に通常のDocuSign eSignautreと同じくメールが送信されますので、署名者はメール内のリンクをクリック、エンベロープを開封して、電子署名を行います。
エンベロープの署名が完了するとDocuSignステータスに反映されます。(ステータスの更新には15分程度の時間を要します。)
詳細では、エンベロープID などの情報が確認できます。
完了したエンベロープの内容は、DocuSign eSignautureにログインして確認できます。尚、Salesforce側へのエンベロープと完了証明書の書き戻しはDocuSign Connectの設定が必要になります。
以上、DocuSignアプリケーションランチャーに含まれる、DocuSign eSignature for Salesforce Essentialsによる電子署名の流れをご紹介しました。文書生成、外部レビュー/内部承認が完了後、このアプリを使うことで、Salesforce上から直感的にわかりやすく、契約書への電子署名を依頼することができます。